学校訪問の記録

幼稚園児と小学生の2人の子供(女子)達の父親である私が、個人的なメモとしてブログを活用することにしました。意見・感想は私個人のものです。(ブログ全体、文中敬称略)

201506 国立学園小学校 見学会

kunitachigakuen

JR中央線国立駅南口から徒歩で約10分。一橋大学のキャンパスのすぐ隣にあるのが国立学園小学校だ。説明会がなく、授業のみを見学出来る機会は今回が初めてだった。

見学者だが、母親のほとんどが紺色のお受験スーツを着用していた。父親もそこそこ居るが少なかった。受験生と思われる幼稚園児も複数見かけた。

受付で校内案内図と時間割が印刷された用紙を受け取り、早速授業見学へ向かった。全学年の全クラスが公開されているということで、開放的な雰囲気を感じた。1つの学年には3クラス(梅組、松組、桜組)があるので、全部で18クラスの2校時と3校時が公開された。これだけの数のクラスが公開されると、どうしても全部見たくなるので、駆け足で回った。教科も、国語、算数、社会、理科、生活、音楽、図工、体育、読書、家庭と10もあった。

1年の生活の授業では、朝顔のつるの観察をしたり、2年では繰り上げのある3桁の足し算を学んだりしていた。5年では討論の授業をしていた。テーマは、学校のお茶が冷たいことや、自転車について、温水プールについてなど多岐にわたり、たくさん理由を考えて、賛成か反対を表明するということだった。

2年の国語の授業を見学していると、皆さん活発に挙手をしていた。積極的に授業に参加している姿勢がいいなと思った。ちなみにこのクラス(2年松組)の教室に掲示してある言葉が将棋棋士羽生善治の名言、「三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する」だ。同じ教室には、武田信玄の名言も掲示してあった。それは、「一生懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る」というものだ。忘れてはいけないのは、これらが2年の教室に掲示してあるということだ。高学年ではなく低学年だ。これには驚いた。

この日唯一気になったのが、5年のゴリラについての授業だっただろうか、児童が上履きを飛ばしていたり、教室のドアをパーンと大きな音を立てて閉めていたことだ。でもそれは活発だということでもあり、ある意味小学生らしいとも言える。大勢の見学者を気にして見ている児童も多かったので、児童達にとっては落ち着かない1日になってしまったのだろう。

校舎だが、本があちらこちらに置いてある。国語辞典も同じだ。司馬遼太郎の小説もあった。図書の充実度がかなり高い。図書室も司書が居て充実していた。

教室には電子黒板は見当たらなかった。よく見るとチョークを落とす機械があったので、電子黒板は少なくとも常設のはなさそうだ。低学年教室が広かった。パーティションもあった。カーペットが気に入った。男女比が2対1。学年教室の外のロッカースペースに名簿が貼り付けられているので、数えてみてわかった。どの学年も学級もそんな感じだった。更に、廊下には制服がぶら下げてあり、ランドセルも廊下に置いてあった。これはあまり見たことがないなと思った。人体模型や飼育している水槽があるエリアも充実していた。図工の教員に、教室に入って見学されませんかと優しく声をかけてくれたのが嬉しかった。どの教員も親しみやすい感じだった。進学指導コーナー(教室?)もあった。ちなみに眼鏡をかけた児童が多いと思ったのが、6年の算数の特進クラスだ。ぱっと見ただけの印象だが、特進クラスらしきクラスの児童と通常クラスの児童を比較してみたら、前者の方が勉強が出来そうだなという顔つきをしていた気がした。

体育館の見学もした。多摩地区の建築の賞にも選ばれるほどの魅力的な建築物だった。大きすぎず小さすぎず。シンプルな感じだが、色合いもデザインも興味深く、とにかく綺麗だった。大切に使っているのだろう。実は今回当校を見学したかった理由の1つがこの建築作品を見てみたかったからだ。

www.kawasaki-apf.com

川崎建築計画事務所の作品だ。晴れた日だったということもあり、内部では木のぬくもりを感じることが出来た。素晴らしい体育館だ。そして体育館では、ちょうどプール授業前の児童達が準備体操をしていた。そしてそのまま、体育館の外にある屋外プールでの授業を見学した。2年と4年の水泳の授業をそれぞれの時間に、プールの外側から見学した。男女共に楽しそうに、輪っかやボールなどをプールの底から拾っていた。4年は、風呂用マットのような大きなビート板で、プールの端から端まで泳いでいた。体育館同様、当日は快晴だったということもあり、プールもとても綺麗だった。

校庭にはビオトープのようなエリアもあり、そこで撮った写真がこの記事の一番上に掲載した写真だ。何故か正門の様子を撮影しなかったので、この写真を掲載させていただいた。ちなみに校庭には井戸があり、水が出るかやってみたが、出なかった。このエリアに滞在したのはほんの数分だったが、ホッとできる、大変心地のいい場所だった。

帰りに正門手前で、男性教員が、まだ背格好が小さい受験生らしき子供に、「(校庭で)遊んでいっていいよ」と優しく声をかけているのが印象的だった。私もまだ見学したかったが、この日の授業公開はこれで終わった。自分がまた訪問したいと思わされるだけでなく、自分の娘達も通わせたいと思うような、素敵な学校だった。

 

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