簡単なまとめ。行きの電車からお受験ルックスの親子を見かけた。同じ学校へ向かっていたので、参加者だったようだ。見学会ではなく、説明会というかお話会。理系進学の話をしていたが、理科室の見学はなかった。お茶の配布はなかった。スリッパは出していただいてお借りした。レジュメの配布はなかったが、説明というよりも話がメインだったのでなくても問題はなかった。その話の内容は明るい感じで面白く、テンポが良かったので聞けて良かった。問題は見学自体の見せ方にあると思った。和室も綺麗でちゃんとやっていたので、人数多く短時間の見学では十分見られずもったいないと思った。校内見学は2グループに分かれて行われたがそれでも見学では満足出来ず残念だった。
特色のある教育。仏教の学校だが、あまり強く感じなかったので、他に特色があるのか分からなかった。(そもそも仏教が我が家の教育方針に合うのかどうか疑問を抱き続けているということはある。)それでも、学校を後にする時に、仏様に手を合わせてしまったが、他に手を合わせている見学者は見かけなかったと思う。
校舎。新しい。和室で茶道の授業を見学した。児童達が作法を学んでいる様子を間近で見られたので良かったが、見学者が多かったためじっくり見られず残念。校庭では体育の授業を和室の前辺りから見学した。
児童。我々見学者の集団の横を通過する夏服のセーラー服を着た児童がいたが、挨拶はしてくれず。でも感じ悪そうな雰囲気ではない。おそらく見学者が集団で押し寄せたので緊張していたのだろう。1年教室を出る時に、ある児童が「もう行っちゃうんだ」と残念そうに呟いていたのが印象的だった。なーんだというような感じだった。私も心の中でそう思った。
教員。皆さん、挨拶が丁寧で非常に好感が持てた。感謝。案内してくれた男性教員が通学について話してくれた。この先生が、見学会に来ていた園児達に、七夕の飾り付けに何か書いていいよ、合格祈願とか、と話しかけていた。実際、親子で書いていた人達を見かけたと思う。(私はその直後に流されるように説明会教室に入ったためよく見られなかった。)学校自体は雰囲気が良かったが、問題は千葉という土地柄だと思った。千葉では私立が苦戦しているそうなので、当校の教職員や、千葉県内の私学に携わる皆さんは大変な苦労をしているのだと思った。当校のスタッフの皆さんの挨拶は良いし、しっかり対応してくれた。気さくな感じでもあった。土地柄以外に残念だったのが、見学会の内容というか見せ方だった。集団ツアー型でも、もっとじっくり見たかった。
学校までの道のり。
学校へ向かう途中に、駅のホームから見た東京スカイツリー。
市川駅に到着。千葉に足を踏み入れたのは20年ぶりくらいだった。
駅前が随分と近代化していたには驚いた。
これだけ見るとモダンでいい感じかと思われそうだが、実際は違った。道路が汚いのに驚いたし呆れた。街の雰囲気もなんだか(当日の天気が曇りだったこともあるが)暗いという印象を受けた。
京成線の市川真間駅を通過。
そして正門から校内へ入り、昇降口へ向かっている。
見学会が終わり、正門を出る前に今度は外から和室を見学した。綺麗な日本家屋だ。
落ち着いた雰囲気だった。
そして正門を出て、訪問終了。この翌日も同じこの場所を通過して、別の学校へ行く予定が入っていたため、この日はこの後、市川を後にした。
訪問を終えて。学校の雰囲気は良かった。好印象な学校に対して、約20年ぶりに千葉に行き、道路の汚さに驚いた。せめて歩道だけでも清掃して欲しい。(お願いします・・・。)学校と街の雰囲気は直接関係ないかもしれないが、周辺環境も私学にとっても大切な要素の一つなのかなとも思った。訪問した直後は、自分にとって千葉は心理的に遠い場所&街が汚い感じなので、もう行くことはないかなと思ったが、当校の印象が良かったので、また機会があれば、今度は中高を訪問したい。
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