学校訪問の記録

中学生・高校生の2人の子供(女子)達の父親である私の学校訪問を記録するブログです。意見・感想は私個人のものです。(文中敬称略)

201509 八雲学園中学校高等学校 学校説明会

簡単なまとめ。初めての訪問。夫婦で訪問。英語に力を入れている学校とは知っていた。校長先生が東京都の私学の団体の会長職を務めていらっしゃることも知っていた。だからある程度、斬新な取り組みをしている学校なのかなという期待感があった。確かに英語にも海外での学習にも力を入れていると分かったが、全体の雰囲気が堅かったのがマイナスだった。多分もう行かないだろうと、また行ってみたいという、両方の気持ちを抱きながら、訪問が終了した感じだった。

学校までの道のり。天気が良い日で気持ちが良かった。

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途中、快晴の渋谷を撮ってみた。

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東急東横線都立大学駅から徒歩で10分くらいだろうか。静かな住宅地を歩いた。

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近所の小学校の運動会のお知らせの後は、この興味深いポスターが掲示してあった。

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この小学校の外側を歩いて八雲学園に向かった。

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そして現着。珍しく正門は撮らなかった。

説明会の会場。英語発表の時に生徒達が登場したし、生徒スピーチもあったが、これはスピーチというよりは、レシテーションだったのだろうか、予定された原稿を読んでいるだけに感じた。発音は上手な方だったと思う。しかも大勢の参加者の前でのスピーチだったので緊張していたと思う。

 

説明会は体育館で行われた。外履きのまま入館出来るよう、シートが敷かれていたと思う。デザインはごく普通。大きさだが、体育をするのには少し狭いかな。バスケが強いらしいが、ここで練習するのか、狭くないのかと思った。


ペットボトルのお茶を1人1本いただいた。紙コップも同時に受け取った。これまでの学校訪問では紙コップは配布されなかったので驚いた。結局、紙コップに注いで飲むと後始末に困りそうだったので開けず、お茶は持ち帰った。

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アンケート用紙が可愛らしかった。

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教室の様子。教室は堅い雰囲気ではなかった。教室の窓の内側にはお姫様風のデザインのカーテンがあり、お姫様ベッドなどでよく見るような結び方をしていた。しゃちほこの形をした花瓶に花が飾られていた。とても可愛らしい感じ。各階にはテーマカラーがあり、どの色もパステル調で可愛らしく明るい感じがした。
 
廊下にある手洗い場の蛇口は自動センサー式。教室の廊下側の窓枠がアルミのような感じだったし、耐震補強の柱が外にはあったが、それでも内側はファンシーな感じがした。廊下は明るくて綺麗。白が基調の明るさだ。当日は快晴だったことも大きいと思うが、この白さだと曇りでも十分明るく感じるだろう。外窓からの景色が良かった。
 
テラスがあるのが良い。木製のテーブルとイス、それにパラソル。パラソルは閉じていたが、十分雰囲気が出ていた。あそこでバーベキューが出来たら最高だろう。まあさすがにバーバキューはしないだろうが、コーヒーとケーキでも素敵だ。
 
生徒のみなさん。真面目そうに勉強中だった。窓の外の様子を気にする生徒さんも居たが、それは一部だった。どこかの水洗い場で書道の筆を洗っていた生徒さん3-4名に遭遇した時は、私を含めた見学グループにずっと会釈し続けていた。挨拶が素晴らしい。皆さん夏服の制服を着用していた。薄いパステルブルーのスカートが明るく夏の感じが出ていて可愛らしい。これは我が家の上の娘も好きそうだ。とにかく、教室も制服も、全体的な装飾・服装がパステル調で可愛らしい感じ、ふわっとした感じだった。

茶道室とか書道室、プールは見学していない。あるのか自体が不明。PCルームは授業中だったが、中の様子が全く見られない構造になっている。どうして授業中だと分かったかというと、音が聞こえてきたからだ。

生徒用トイレは妻が使用していないので不明。廊下から見たところ、木製のロッカーのような感じで綺麗そうだった。来客用トイレが綺麗だった。過去最高レベルの綺麗さかもしれない。やはり木のぬくもりを大切にした感じで、ウォシュレットだった。しかもバリアフリー。学校のトイレがウォシュレットというのも珍しいと思った。洗面台には、キレイキレイ、ビオレU、それにベープが置いてあり、ビオレUはその商品付属の青いハンドタオルが敷いてあった。紫色の花が飾ってあり、ハンドドライヤーがあった。清潔感も過去最高かもしれない。ただ、男性用のトイレがないのか、来客用は男女共用だった。ちょっとしたホテルのトイレのような感じだった。

理科室がないわけはないが、見学が出来なかったので全く分からず。

家庭科室には入室出来た。天井に大きな反射用ミラーがなタイプの教室だった。最近よく見かける、家庭科授業用のカメラも天井にはなさそうだった。アイスクリームマシンなどはあるそうなので、お菓子作りはやるようだ。

語学関係の教室があったとしても見学していないので不明。
 
職員室には入って見学が出来た。これは高評価だ。あえて気になった点を書くと、狭かった。生徒が先生を訪ねて来ても、これは狭いだろうなと想像が出来るくらい狭かった。

守衛さんが居たかどうかは不明。総理大臣を警護するSPのようなスーツ姿の男性の先生方があちらこちらに立っていた。堅い雰囲気だったのは、これが原因の1つだろう。正門の辺りにも立っていたので、今回は正門の写真がない。威圧感がすごかった。当校の残念だった点は正にこの堅い感じだった。ちなみに、堅い=受験ピリピリ感ではない。

図書館は木の温かさがあり綺麗だった。デザインも斬新。しかし、やや暗い。蔵書数は少ないと感じたが、書庫が別にあるのかは不明。リラックスは出来る空間。落ち着きすぎて、勉強には適していないかな。私はこの図書館が気に入った。

校舎は外から見ると経年劣化が見られるが、内部はどの場所も綺麗に保たれていた。好印象な校内環境だった。

バリアフリー対応のエレベーターがあった。車いすマークがついていたと思う。

階段にほこりなど全くなし。ほとんどの生徒が授業中だったため、校内は静かだった。

見学者。大集団がいくつかのグループに分かれて見学していた。グループに分かれても、集団ぞろぞろ型には変わりなかったので、じっくり見学出来たわけではなかった。案内してくれた先生は若い20代の女性の先生だった。

見学終了時に授業見学が5分出来るとアナウンスがあった。私は「5分後から見学が出来る」と勘違いしていたが、妻に聞くと「5分間だけ見学が出来る」とのこと。驚いた。どう考えても5分間では授業の見学は出来ないし、出来ても不十分だと思った。
 
事前の印象で、目黒の八雲という言葉から、受験生の親も裕福なイメージがあったが、実際は良い意味で普通な感じだった。服装も普通。さすがにカジュアルは居なかった・・・と思ったら居た。それは見学中にすれ違った、もう2人の受験生の父親だった。1人は青白のボーダーのシャツで、もう1人は柄入りのTシャツだった。ちなみに私はビジネスカジュアルで行ったが、もう少しカジュアルな格好でも良かったのかもしれない。
 
訪問を終えて。見学者のカジュアルな雰囲気に対して、学校が何となく堅い雰囲気だったのが残念だった。特色がよく分からなかった。特色があったとしても、堅い雰囲気だったので伝わってこなかっただろう。可愛らしい感じの教室とは雰囲気が対照的だったので、よりギャップを感じてマイナス印象が残ったのだと思う。多分もう行かないだろうねと夫婦で話し、学校を後にした。
 
追記。その約1年後に今度は上の娘と訪問。一気に好きな学校の1つになったが、その後何と共学化が発表された。それにしてもこのファンシーな感じの学校に男子は馴染めるのだろうか、不思議で仕方がない。在校生は共学化についてどう思っているのだろう・・・。上の娘も共学化には驚いていた。今更(しかも私が)言っても仕方がないが、私は八雲学園が女子校として存続することを強く願う。
 
#47
 
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