今年もこの季節がやってきた。学校図書館スタンプラリー。今年も開催が決まり、参加校を見ると初参加の学校があった。それが小平市にある私立錦城高等学校。
そんな学校図書館スタンプラリーは、こんなイベントです:
- 家族でも参加OKの無料イベント
- 図書室(館)なので涼しい
- 基本的に静かで落ち着く
- 子供向け企画がある学校もある
- 学校を気軽に知る良いチャンス
緑に囲まれた校舎の前の駐輪場。
初めての訪問。校舎の前には駐輪場があった。2階建てかな、しっかりと整備されていた。
正門到着。
正門に男性の守衛さん。目的がスタンプラリーだとすぐに察してくれた。
守衛所前。
そのまま正面出入口へ。博物館のようなドアだった。
事務室の女性スタッフがすぐに対応。下駄箱で上履きに履き替えてくださいとのことなので、開けるとスリッパがあった。下の娘だけ持参した上履きを使用。
廊下(というよりは通路)をまっすぐ歩くとドアがあり、右手に自習スペース、左手に図書室。
行きも帰りもこの通路を家族で歩いていると、自習している男女生徒さんがこっちを見ていた。学校によっては小さい子がいても不思議ではない校舎(空間)もあるけれど、ここではちょと浮いてしまうようだ。
コンパクトにまとまった図書室。進学校ということで以前から興味を持っていた。図書室(館)も大きいのかなと想像していたが、実際はこじんまりとしていた。
自由に閲覧できるスペースは小さいけれど、蔵書数はそこそこあるそうで、書庫で管理されているそうだ。
そしてこの限られたスペースに興味深く選び抜かれた図書が陳列してあった。そして生徒さん手作りのPOPが興味深い。
女性の司書の先生が親切に対応してくれた。とても話しやすい方だったので、夫婦で色々と聞いてみた。
生徒さんの様子。その先生と話していると、どんなタイプの生徒さんが多いのかなど、在校生をしっかりと把握しているような印象を受けた。どんな図書なら読んでもらえるのか、読んでもらいたいのかをよく考えて選書しているようだ。
実際にこの日訪れるまで、私が耳にしたりしてきたこちらの生徒さんの様子からして、真面目がキーワードかなと思っていた。先生に聞いてみると、やっぱりその通り。真面目でコツコツタイプの生徒さんが多いそうです。
より高いレベルの大学を目指すための受験してくるので、合格してからも勉強、勉強、勉強・・・だそうです。合格したらすぐにクラス振り分けテストという学力テストがあり、その結果で各クラスに生徒さんを均等に分けるそうです。(1つのクラスに高度な頭脳の持ち主が集中しないようにということですね。)
読書の時間。真面目な生徒さんにはお堅い本を・・・でもなく、漫画「ドラゴン桜」も揃っていた。(普段そんな漫画を読む機会がない上の娘はずっと机に座って読んでいた・・・。)
娘たちも座って読書をしていました。
「川」という何ページにもわたって上流から下流までの川が描かれている絵本もあった。我が家の女子グループと司書の先生で開いていたが、2-3メートルはあっただろうか。
ところでこの訪問で接した生徒さんは1人だけ。図書室の貸し出しカウンターに座っていた女子生徒さん。司書の先生から、なんでも聞いてみてくださいと言われたが、滞在時間の都合で話す挨拶しか出来なかった。先生によると、各クラスで図書委員が選出されるそうだ。
暑い夏には最高の環境。それにしても校内は涼しかった。図書室で開かれているということもあって湿度も低いし、とにかく快適。
図書室なので飲食は禁止です。当たり前ですが。正面出入口から図書室までの数メートルしか歩いていませんが、自販機は見当たりませんでした。教室など校内外の他の場所がどうなっているのかも不明です。
このイベントに参加したのは初めてらしく、よく他の参加校でやっているしおり作りなどはなかった。来年度以降は何か企画を考えるそうだ。
正面玄関を入ってすぐのところには制服展示があった。学校案内が置いてあり、1部いただいてきた。
レンガ調の校舎、正門が良いですね。
駐輪場の並びにはバス乗り場。奥にはグラウンド。
訪問を終えて。行く時間が遅くなってしまい、30分程度しか滞在しなかった。イベント終了の時間を過ぎても熱心に話してくださった司書の先生。来年もまた訪問したいと思いました。
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