令和元年11月10日。
自宅を外出する時に、余計なものは全て置いてきた。
雰囲気とか、もの凄い人数が集まっていたと記憶に残るような体験にしたい。
娘にとっては大切な模試の日だが、私にとっては一生でそう何度もお目にかかれない新天皇陛下の御即位パレードの日だ。
何しろ、前回(昭和=>平成)は日本に住んでいなかったので、パレードはおろか、改元の瞬間すら体験できなかった。
今回は生前退位によるものなので、それこそ何百年ぶり。自粛する必要もないし・・・。
さて、本題に戻りましょうかね。
模試の会場は、JR大塚駅から徒歩ですぐの十文字中学校。
なぜここを選んだのかというと、娘はこの調子だと女子校を受験するということ、あとはパレードを赤坂見附で見たいから、交通の便(移動時間)を考えたらここが便利そうだから。それだけ。
正門の外には業者2社、1名ずつチラシを配布していました。意外と少なかったですね。
到着すると、受験生は上履きに履き替えて、シンデレラ階段を登っていきました。
茶色の学校のスリッパが用意してありましたが、衣装ケースに入ったままでした。私はスリッパを持参していたので、それを履きました。外履き入れ袋だけ親子でもらいました。
ざっと見ると、受験生は(その後にパレードに行く我が娘含めて)ちょっとお出かけしますというような格好が多かったかな。
付き添っている保護者の格好ですが、パーカー、セーター、ちょっと小綺麗、ちょっとカジュアル風など様々。
で、ひとまずトイレへ。
パッと見つかったのが、職員用と書かれた男性用トイレ。他に男性用トイレがあるのか不明だったのでお借りしました。このトイレはとても綺麗清潔!泡ハンドソープは自動で出てくるタイプ。イソジンまで置いてあった。(使わなかったけど)
説明会で上映された体育祭の動画。伝統の大蛇の寝返り、これ迫力あり凄かった。
説明会の進行がこの学校にしては過去最もスムーズに進行していて好印象だったので、(お得な価格で校内販売されている)過去問集でも買っていこうかなと思いましが、気になることが2点あり、やめました。
とある女性の先生がツアー担当だったのですが、いざ始まってみると残念なことが。見学者の行列(母親)のためにドアを開けていたのですが、数秒後に父親が通過する直前にパッと離されて、その父親がドアに激突しそうだったから・・・。相手が男性であっても女性であっても、おもてなしの心を大切にして欲しいと思いましたね。
そのツアー中に、創立者の話がやたら多かったのもマイナス。懐古主義の女子校なのかと思いました。
あとはやっぱり説明会の内容。進行はスムーズだったが、当初配布されていた募集要項が昨年度のだった。ありえないだろ(笑)。事前に確認しないのかね。ちなみにこれは参加していた保護者の指摘で判明。すぐに2020年度のものと差し替えてくださったから良かったが・・・。他の学校では滅多に遭遇しない出来事だったな。
ツアー中に聞いた話も、ありえないと言えばありえない話だと思いました。元々プールを屋上に造ったが、目の前にビルが建ち、丸見えなので屋根をつけた。そしたら空調が入れられなくなり、冬場は寒すぎて使えない。真冬の水泳部は「陸運動」をしているらしい。話としては面白いんだけど・・・。
ちなみに初夏からの数ヶ月はプール授業があるそうです。学校によっては年中あるところもあるから、そういう意味では冬場使えないのはプールが苦手な子はホッとするだろうね。
模試が終わり、学校を出て、昼食を軽くとってからパレードに行こうと思っていたが、教室が寒かったのか、お腹が冷えてしまった娘(でも食欲はある)と軽食をゆっくりととり、お腹も休めてから移動しました。
予想以上にゆっくり移動していたので、赤坂見附に到着した時にはもうパレードルート上に到達するのはほぼ不可能。
でもせっかくなのでその場を雰囲気を味わい(時事問題の実地体験にもなるので)、出来るだけパレードルートの近くまで行くことを決意。
で、長蛇の列に並びました。
列が進むと、山脇学園の裏道を移動。絶好の場所にあるな、山脇。(さすが山脇)
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結局、パレードの様子を直接見ることは出来ませんでした。前の方で旗を振る人々の様子で、「あ、今通過されている!」と分かりました。
車列が通過すると規制解除となり、青山通りまで進むことができました。SPの男性に自らのスマホやデジカメを預けて写真とお願いしている人々が多数。我が親子も恥を忍んで並び、撮っていただきました。そんな優しく格好いいSPさんに夢中の娘。車列は見られませんでしたが、いい親子の思い出になりました。
#後日番号を追加します