学校訪問の記録

中学生・高校生の2人の子供(女子)達の父親である私の学校訪問を記録するブログです。意見・感想は私個人のものです。(文中敬称略)

201511 聖ドミニコ学園中学高等学校 公開授業とミニ説明会

簡単なまとめ。初めての訪問。夫婦で訪問。

正門に赤と黒の制服姿の地球防衛隊のような守衛さん(男性)がお出迎え。

受付。中学1年は20名ずつのクラスが3つあり、今年度は60名ちょうどだそうだ。高校の人数が若干多いそうだ。受付を済ませて、早速授業見学開始。

パソコン室には4:3の小さいモニターがあった。

CALL教室だと思うが、こちらにはMAC。

地下1階の家庭科室と被服室。黒板。湾曲あり。上下可動なし。

大教室・会議室に入室。英語の授業。この日見学した英語の授業は、全て発音が良い日本人の女性の先生だった。大教室には生徒さん22名。第2会議室(?)には生徒さん23名。会議室のような感じで、シンプルで綺麗な感じ。黒板は上下可動あり。LCD TVあり。茶色セーターを着た制服姿の生徒のみなさん。楽しそうに学んでいる。堅くない雰囲気だが私語はなし。笑顔。別の教室では、日本人の女性の先生の授業だが、生徒さんが11名と少人数の授業もあった。

図書室。明るい感じで赤い椅子が置いてるのがドアの外から見えたが残念ながら入室出来ず。

生物室。若い男性の先生が授業をしていた。黒板。上下可動あり。白衣や人骨模型が置いてあり、水槽には金魚。生徒さんは20名。

広い感じの化学室にはドラフトチャンバーが1台あった。物理室は入室出来ず、廊下から見ただけだったが、半円形のテーブルがあった。どの教室も基本的に綺麗清潔だった。

美術室。明るくシンプルな作りで広い教室。20名の生徒さんが勾玉作りをテーブルでしていた。

ICC教室。iMac懐かしい初代iMAC!4台もある。ソファとテーブルがありくつろげるようなスペースだが、見学は廊下からだけだった。

教室によっては特に広く感じた。例えば、高校1年B組。生徒さんは30名。全く狭く感じない教室内の机同士の間隔も広かった。先生は50代くらいの男性の先生。外窓が広く山々が見える。

中学3年B組が数学の授業をしている教室に入室。生徒さんは21名。ここの教室は小さかったが、狭いと感じることはなかった。生徒たちは静かに集中して問題を解いていた。

エレベーターが使用可能だったので、4階まで乗ってみた。悪くない乗り心地。

中学2年C組。英語。日本人の女性の先生。こちらは混んでいるので、廊下から見学。
"Question: Which character is good? Anpanman or Baikinman?"
“or”の使い方を学んでいるようだ。"older than"の使い方。
プロジェクターとノートパソコン使用。
キャラクターの絵や写真を使っていて楽しそうな雰囲気。外窓からの眺め良好。明るい環境で楽しそうに授業を受けられて羨ましい。

木製のベンチがあり、座って一休み。日当たりが良く、落ち着く。

中学1年C組。英語。日本人の男性の先生。外窓からの眺望が良い。広くない教室だが少人数の授業だからか、広く感じる。生徒さんは15名。
"supermarket turn right"
rightの意味や使った言葉。
"you’re right. right turn"
“turn”の発語を生徒達とやっている。
“light”との違い。
ちなみにロッカーは教室内にはある。鍵はつけられるようだがつけてはいない。外窓が開いていて、鳥の声が聞こえる。

音楽室は廊下から見学。歌舞伎のDVDを視聴中のようだ。中は広そうだ。

外に一度出て、ホールがある棟へ。

三菱製のエレベーターで4階のミニ説明会へ。

受付。スタッフ(先生?)が親切で好感度高い。

お茶1人1本。綾鷹。白い紙コップと紙ナプキンも同時に受け取った。せっかく紙コップまでいただいたので、説明会の間に飲ませていただいた。それが気軽にできる雰囲気の学校だったのが更に好印象。とある別の学校で同じように紙コップもいただいたときは、カチカチの堅苦しい雰囲気でお茶を開けずにそのまま持ち帰ったのを思い出した。(その時は未使用の紙コップですら捨てにくかったので持ち帰った。)

男性の副校長先生が登場。今、校長先生が授業中なので代理だそうだ。ここは校長先生も授業を受け持っているそうだ。校長先生の授業、興味があるな。

参加者は母親が多い。スーツ姿。父親もスーツ姿。中高の授業見学会とミニ説明会だが、ここはスーツが基本のようだ。

今日は付属小学校から多く来ているそうで、その情報で納得した。お受験ではスーツが基本だからだ。

会場はシンプルな作りの広めの部屋で、この時は照明が落とされていたが明るい。南側からは強い日光が差し込んでいる。

ミニ説明会は30分を予定しているそうだ。参加者はこの時点で25-26名くらいで小さい子が1名在席。

ドミニコの歴史。学校概要。特色。進路。入試全般や傾向。

原点。「メール」当校ではシスターとは呼ばず、メールと呼んでいる。1931年設立。家庭的な雰囲気を持つ学校。
1954年駒場小学校?5名で開始。今年で61年目。

学校へのアクセス。小学校はスクールバスがあるが、中高はない。
バス停だと「聖ドミニコ学園前」だが遠い。

4階の教室からは富士山が見える。

時程など。週5日制を「一生懸命堅持している」そうだ。多くの他校が6日制になっている中で。

生徒の携帯使用についての証明書を保護者が記入して提出する(フォルダバッグに入っている)。

食堂なし。弁当持参が基本。

この建物の1階に、近所の惣菜屋が配達に来てくれて、そこで温かい食事を届けてくれるそうだ。

教育方針。
キリスト教精神。
一人ひとりを大切に。
世界に目を向けていられるように。
進路の夢を叶えられるように。

(PPTを使っての説明は続く)

キリスト教。「究極の自己肯定」(ここPPTの原文が赤字)
毎年311被災地の訪問には、校長自らが引率している。
そして、毎朝、被災地の皆さんに向けての祈りを捧げている。
グローバルリーダーになっても、心が空だとダメ。
それよりも、自分自身が愛されていると自覚して、周りの人達もそうさせてあげられればいい。
欠点は色々あるが、それでも神様は受け入れてくれる。

ひとりひとりを大切にする教育。
1学年70名程度。
中学1年は60名が3クラスに分かれているので、各クラス20名。
全教員で、全生徒をみていくために、情報の共有をしている。
何かあっても、面談とかではなく、あえて掃除の時などにさりげなく声をかけている。
小さな学校だから出来ることがある。
大きな問題になる前に、気付いて対応する。

小テストでは、達成点でないと、朝何時までに登校してくださいとかはある。
朝練前や放課後の丹念な補習。
中学3年から数学と英語では習熟度別。

段階に沿った指導。
中学1年から中学2年。小学生から中学生へ。
中学3年。中学のリーダーとして。中学校での最高学年との自覚。
中学3年の3学期にニュージーランド。中期留学。

高校1年。土曜講座スタート。
沖縄修学旅行。平和学習。
事前学習スタートしている。アクティブ・ラーニング。
沖縄の問題。基地。なぜあるか、必要だがなぜあるか、なぜ必要なのか。
多面的な考え方を育む。

高校2年と高校3年。学園の中心。リーダーシップ。
「少人数なので、誰もが何かのリーダーに。共に生きる力を育む=>多様な進路」

高校3年。自由進路科目。

世界に目を向けた教育。

フランス語。週2時間。必須。先週までフランス人の交換留学生2名が来ていた。当校からも2名フランスに行く。外進生を対象に春休みに講座がある。内進生は小学校から学習している。

中学入学からで大丈夫?
この場で友達になれる。そして一緒に入学式を迎える。
何かあっても早めに気付いて対応する。
中学は週5時間。中学1年は外進生で1クラス。
中学2年からGTEC。
中学1年からCALL教室やネイティブ教員あり。

進路。
今春卒業式では80名中70名が4年制大学へ。
一般受験する生徒が多かった。
85-90%が4年制大学を受験する。他は、短大や専門学校、海外留学など。
例外的に宝塚いるそうだ。
70名 24% 早慶上理ICU 17名
14% GMARCH 10名

大学入試改革に向けて。
アクティブ・ラーニング。
教科ごとに導入を始める。
来年度からタブレット端末を導入する。
学園に適した方法での導入。
電子黒板だと進度が速くて追いつかない子が出てくるので、ここに適した方法での導入をする。

文武両道。
土日は別世界持っていていいと考えている。
ラクロス V19 日本代表 今高3
中学テニス大会。
馬術。国体少年の部。優勝。高1
高松宮杯。英語中学3年 全国5位。
それぞれのタレントを生かす。
そしてこれを生かすために週5日制を守りたい。

平成28年度入試。
各回の募集人数。各回のいい点数の組み合わせで合否判定をする。
漢字 小学5-6年で出てくるもの。いちから勉強してきてください。
定規持参してください。
思考力問題 算数 難しいので後回し?していい
60%正解で合格
部分点あり

これでミニ説明会終了。また授業見学へ。

1階に自動販売機あり。ファミマ&キリンの自動販売機。
紅太郎さんという弁当屋さんが平日、弁当を届けてくれる。

家庭科室では授業でけんちん汁を和気あいあいと作ってる。

パソコン室。廊下から見学。回転する椅子。Windows7のパソコンでExcelを操作している生徒のみなさん。各生徒さんに1台のパソコン。。2名に1台かな、小型モニターあり。パソコンが余っている状態。

高校1年A組の英語の授業。やはりこちらも日本人の女性の先生で、発音が良い。結局ネイティブの先生は見かけなかった。

階段には女子校らしく、全身ミラーがある。

第2体育館を見学。広々としている。森の中にある感じだ。

そして見学が終了して、地球防衛隊風の守衛さんに挨拶をしてから、学校を後にした。

訪問を終えて。ミニ説明会はポイントを押さえていて、とても聴き取りやすかった。授業見学は自由で、一部の教室は人気があり入られない所もあったが、見学慣れしているのか、先生方も生徒のみなさんもアットホームな雰囲気で迎えてくれた。また訪問したい。

 

#74

 

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