簡単なまとめ。初めての訪問。幼稚園から高校まである一貫校と言うことだけでなく、小学校は都内でも屈指の学費がお得な(つまり格安)学校と以前から知っていたので、一度訪問してみたかった。なかなか機会がなかったが、今回文化祭を見学してみようかなと行ってみた。訪問した結果、特色がいまいちよく分からなかったが、アットホームな感じの学校で、のんびりとした時間を過ごすことが出来た。アットホーム過ぎて、私のような一般人には内輪向けの行事のように感じた。美術の展示が良かったのでまた見ていたいが、学園自体は2度目の訪問はないかな。
この日は別の学校の説明会から移動してきた。
学校までの道のり。駅から徒歩で5分もかからないところにあった。
来校者がずらずらと歩いていたので、その流れに乗って正門へ移動した。正門には男性スタッフが立っていたが、行きも帰りも同じ堅い表情で立っていて、挨拶もなかった。他はスタッフも生徒も気持ちの良い挨拶をしてくれるので、残念だった。正門に立っている人はいわば看板だし、文化祭なのだから笑顔で立っていてもらいたいものだ。
生徒のみなさんの挨拶だが、帰りは両側から挨拶されて嬉しかった。
文化祭。幼稚園から高校までの展示を見てまわったり、生徒さんとも話をする機会があったが、特色がよく分からなかった。もしかすると幼稚園からの一貫教育なのかなと思った。
文化祭だが、展示が主な内容の学習発表会という感じでもあった。ちょっとした体験コーナーがある教室があり、そこでは当園の小学生が何かを組み立てていた。
小学6年の習字の展示を見学した。「創造」と「理想」の作品だったが、綺麗な字を書く児童が多かった印象。
体育館でのバンド演奏も見た。私が行ったのが終わりの時間に近かったが、観客が少ないなか盛り上がっていた。演奏もなかなか良かった。
色々見てまわったが、最も印象に残ったのは、中高の美術展示だった。教室は広めだが、驚くほど広くはない。面積よりも、様々なアート作品が集結している感じがした。ブラックライトを使った作品、高校3年のCGを使って制作したCDジャケット展示、紙粘土や陶芸の細かい作品など、とにかく見入ってしまった。そしてここを見て思ったが、美術が当校の最大のポイントなのかなと思った。また見てみたい。
校舎。新しくなく、迷路のような感じだった。古くもなく普通。清掃がよくされているので綺麗清潔だった。
生徒のみなさんと先生方。生徒のみなさんや先生方とは挨拶や話が出来たが、児童とは話す機会はなかった。
生徒のみなさんは挨拶だけでなく、声かけもしっかりとしてくれる。例えば、中学の展示では生徒さんから話しかけてくれた。その時は私から質問することがなかったが、聞いてくれるのがありがたかった。そして生徒さんは雰囲気として話しやすそうだった。特に、漫研の生徒さんが話しやすかった。
途中、学校案内が欲しかったので、近くにいた女性の先生にお願いすると、テキパキとした動きで持ってきて下さった。あまりにテキパキしているので先生は資料を廊下に落としてしまっていたが、素早い対応がありがたかった。その先生によると、小学校は共学で、男子が受験勉強しているのを見て女子も受験勉強をするそうだ。そして結果として、女子も外部の中学に進学する児童が多いそうだ。
前述の通り、内輪向けのイベント感が強かったので、購入は出来そうだったが飲食物は購入せず、滞在中は飲食をしなかった。
アットホームでもあり内輪向けとも書いているのでややこしいが、内輪では(在校生家族の間では)(より)アットホームな感じがするのかなと言う事だと思う。保護者の雰囲気も普通で、ほとんどが普段着で来校している印象を受けた。幼稚園や小学校にいた保護者を見ても、お受験とは言えないなと思ったし、それがこの日の当校の印象と一致した。気軽に来校はできることはできるわけだ。
帰り、借りたスリッパをどこに返すのか不明だったので、幼稚園にスリッパ返した。何故ならそこに箱(カゴ)があったからだ。白の外履き用ビニール袋のみ持ち帰えざるをえなかった。何故なら捨てるところが不明だったため。
そしてその後、学園を後にした。
駅チカ学校なのは間違いない。
訪問のまとめ。決して悪くはなかったが、魅力に欠けると言うか、特色が不明なままだった。アットホームな雰囲気はしたが、他校の文化祭と比べて内輪向けの感じが強かったと思う。私自身、馴染めずに訪問が終わった。今回の目的は行ってみたかったと言うことだったので、その目的は無事達成したわけだった。
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