東京都北区にある共学の桜丘中学高等学校に行って来ました。「冬のICTオープンスクール」と題されたこのイベントでは、ICTを活用した授業を見学することが出来ました。
夫婦で行きました。
受験生保護者を含めて、結構幅広い層の参加が可能だったようですが、これは教育関係者向けでしたね。
手書きがいいという生徒の声が多かったです。学校としても見直すらしく、それで今回でこの様なオープンスクールは終了らしい。
でも同じ「生徒の意見」で一番多かったのは、ノートパソコンの方が扱いやすいというものでした。この学校はノートパソコンは導入していないから、ぜひ安価なchromebookをお勧めしたい。授業でのipadの導入については、やはり内容や目的によると思いました。
今回は例えば「コマーシャルを作ろう」みたいな、生徒が自由に教室内を動き回り活発に意見を交換して何かを作るといった授業ではありませんでした。iPadにこだわるのであれば、予習復習に活用して、学校での授業は自由に発言したりするとかの方が適しているのかもしれませんが、どうなのでしょうね。
今日見学していて思ったことは、生徒よりも先生の方が使いこなしているように見えた、と言うことでした。
校舎。古い。円形の会議室は面白いし珍しいけれど、昔の時代の円形デザインのようでした。綺麗にしているが古い。男子トイレも綺麗にしていて、便器の水も洗面台も自動で水洗、石けんも液体のがありま下が、やはり古い。古いから悪いと言う意味ではなく、まあ校舎設備として古いと言うのが率直な感想です。
校庭の日光がよく当たる側に高い工事の壁みたいなのがありました。教室の廊下側は壁。でもドアに大きな窓あり。教室後ろにはロッカー。鍵つけて使うタイプで木製。
今日のオープンスクールは時間が足りなく、じっくり見られなかった。あと、和室とか校内見学もない。でもお茶サービスがありがたかったです。
ちなみに、授業見学は撮影が可能でしたが、SNSでの掲載には事前に学校の許可が必要らしく、このブログは匿名なのでそれが出来ないので、掲載はしません。
まとめの感想。オープンスクールを行うくらいなので、ICTがいわゆる「特色のある教育」だとは思いますが、「ICT」と連呼して突進しているのではなく、試行錯誤して改善しようとしている姿勢が好印象。方向性を再検討するらしいので、そこはきちんと評価されるべきだと思います。もうちょっと頑張ってデジタル化への「壁」を乗り越えて欲しいな。
#103