西武池袋線のひばりヶ丘駅から徒歩で約10分の自由学園にお邪魔した。何度も訪問しているので、キャンパスの地図は必要ない。
まだ正門が開いていない時間だったのか、守衛から緑の紐のIDを受け取り、時間と名前、それと行き先を記入して校内へ。
初等部へ歩いていくと、鹿のオブジェがあるが、そこに置いてあった当日の流れが書かれた紙を一部入手した。食堂の外に受付があり、そこで赤い紐のIDを受け取った。他の参加者は緑の紐のIDのみを首から下げている人がほとんどだったので、守衛での手続きは必要なかったようだ。茶色のスリッパをお借りして、スリッパと外履きを入れるビニール袋を受け取り、食堂内へ。既に座席が埋まってきていた。1つのテーブルに4つの座席があったかな。家族で参加している人がほとんどだったかな。親はスーツが多かったと思う。
まずは、広報担当の男性スタッフから説明があった。続いて女性の初等部長より挨拶。そして3グループに分かれての集団「ぞろぞろ」型の校内見学ツアー。見学に行かなかった学年教室もあったが、2階にある教室が見学出来たのは良かった。何度か訪問したことがあるが、2階の教室は初めて見学出来たからだ。各場所で5分くらいの見学だったが、時間が短く、そもそも中へ入られない教室がほとんどだった。教室や廊下のサイズに対して、見学者が多すぎる。その理由は、在校生の保護者の参観と同時刻だったからだ。同じ日に開催して欲しくないと思った。
児童の格好だが、女子は決まった制服はないようだが、ポロシャツとタータンチェックのスカートが多かったが、そうではない、違ったスタイルの格好をしている女子児童もいた。自由な感じの女子に対して、男子は制服は決まった制服を着ているようだった。
田んぼがグランドの隅にあり、自然を感じることが出来たので、こちらも見学出来て良かった。
見学終了後に、食堂に再度集まったが、その際にスタッフが配膳してくれたお茶が冷たくてありがたかった。初等部児童が描いた絵の年間カレンダーを、ご自由にお持ち帰りくださいとのことで、ありがたく一部いただいてきた。
スタッフの挨拶が終わり、まだ見たいところがある場合はどうぞと言っていたが、個別相談以外は誰も残っていなさそうだった。キャンパスの見学というよりは、もっと授業が見たかった。そして何より、学校のウェブサイトに掲載されていた予定と、配布された予定の時間が違っていたのが残念だった。授業見学の時間が多めに設定してあると思って訪問したためだ。
全体的に、南沢フェスティバルや体操会の方が、自由学園らしさがうまく伝わってきていると感じた。フェスティバルの時に、ミニ体験授業を実施してもいいだろう。教室内での勉強も大切だが、せっかく自然がいっぱいなので、その自然を感じて満喫できる授業が見たかった。説明会にしても、素晴らしい環境を武蔵野の土地に持っているわけだから、それをうまく生かしたものにした方がいいと思った。
初等部校舎の外には、綺麗な色合いの鯉のぼりが快晴の空を泳いでいた。
キャンパスの緑も美しかった。
今度訪問する時は、授業をじっくり見学することが出来る、またはキャンパスの自然を満喫したい。そう思いながら、自由学園を後にした。
ひばりヶ丘駅へ。まだ4月ですが暑かった・・・
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