春のムサビ。武蔵野美術大学で開かれていた、平成28年度造形学部卒業制作・大学院修了制作の優秀作品展へ行った。
正門で警備員さんに声をかけたら、快く通してくれた。美術館へ直行。この日は美術館のみに入館して、その後図書館まで歩いたが入館はしていない。
撮影についてだが、個人利用の範囲でOK、動画と音声は不可、フラッシュ不可、コンパクトデジカメとスマホはOKと入り口で掲示されていて撮影はしたが、当ブログでの掲載が「個人利用の範囲」に入るのか不明なので、ここでは掲載しない。
厳選された内容。優秀な作品が集まっているので、この日は短時間しかなかったが、一通り見てまわることが出来た。今回は私のみ訪問したが、展示方法も内容も娘達を連れて行っても楽しめそうだった。
画像検索の時代に。特に印象に残ったのは、グーグル画像検索結果の変化を映像で映し出す展示だった。アメリカの大統領を、トランプ氏当選前後を含めての画像検索結果を表示する内容も興味深かったが、それよりもじっと見てしまったのが、某有名日本人女優を画像検索した結果だった。その某女優の息子が不祥事を起こしたが、その某女優を画像検索すると結果に興味深く影響を及ぼしていた。不祥事の前はその女優の顔が表示されるが、不祥事が発生すると息子の顔が混じったり、某女優が母親として謝罪会見をした時の表情が混じって表示された。画像や映像で紹介出来ないのが残念。画像という美術的なものと、最新のテクノロジーと、時事問題(問題?)が絡んでいて展示方法も分かりやすく良かった。
美術館の来館者だが、訪問時は少なく、落ち着いた雰囲気で見学が出来た。
その後、図書館の外へ歩いてみた。入館はせず外観のみを見学した。図書館の外窓に桜が反射していて綺麗だった。
訪問を終えて。滞在時間は1時間程度と短かったが、美大の春を楽しめた感じがしたので満足。また訪問したいと思い、学校を後にした。
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