簡単なまとめ。初めての訪問であり、夫婦で訪問した。晴れた空の下、真新しい感じがする校舎が映えて綺麗だった。法政大学の中高ということが最大のポイントだが、男子校の雰囲気がなんとなくしたので、男子であれば適しているのかもしれない。我が家は女子のみなので、選択肢には入らなさそうだ。私自身はまた校舎が見たいので、いつかまた訪問する機会があればいいと思った。
学校に到着するまで。たまにあるが、今回の訪問では行きに道に迷った。どこかの交差点の手前の歩道を、立教女学院小学校の児童の皆さんが歩いているのを見かけた。同校の標準的な制服(と言っても上下指定はなかったと思うが・・・)で歩いていて、白い帽子を被っていたので、夫婦で見かけてすぐ同校の児童だと気が付いた。そして今回の目的地に到着した。
緑に囲まれていて、平日の午前中だったが、とても静かな環境だった。
説明会。説明会の部分が長く感じた。ある先生はここが男子校時代の出身者で、男子目線での話だった。我が家には女子しかいない。正直、説明会中は特に、女子だと当校はやめたほうがいいのではないだろうかと思ったが、後でその考えが変わったので、女子でも(多分)馴染めると思う。ちなみに、問題の解き方の話は参考になった。
見学ツアー。集団ツアー型だったため、ざっと一通り見た感じだった。各箇所を深く見たわけではなかった。母親のみや、母親と娘の組み合わせが参加者では多かった。参加した保護者も児童も、小綺麗な感じをややカジュアルにした服装だった。見学者の集団には父親も少ないがいたことはいた。だがほとんどが母親だった。中高ということもあり、そして恐らく自由な雰囲気の「法政スタイル」なのか、スーツで行かなかった我々夫婦でも全く問題がなく溶け込めた。
グラウンドと体育館では、女子生徒の皆さんが体育の授業をしていたが、その内体育館から出てきた生徒の皆さんが、見学者の母親と娘に挨拶をしていた。知人なのだろうか。いずれにしても我々見学者集団と在校生が関わったのはこの時のみだった。
校舎。綺麗。これまで行った学校を思い出しながら見学した。校舎の吹き抜け部分は麹町学園と同じで、カフェスペースも外観が麹町学園の図書館とそっくりだと思った。校舎の色は、目黒星美学園の校舎の色に似ていると思った。
建築作品として興味深いと思った。形や内部だけでなく日光の当たり具合も良い。図書室が小さかったが、大学の図書館が使えるそうなので、その方がかえって良いのかもしれないと思った。高大連携の良い例だし、やはり法政大学の「附属」という面が最大の強みだと思う。
トイレが綺麗。これは共学なのでポイントが高い。洗面台のミラーが3つに分かれていて、そのミラーが上半身(もしかすると全身も可能か?)が良く見える細縦長だった。例えば真ん中のミラーの前に立つと、左右のミラーにも自分の姿が写るわけだ。面白いと思った。ピカピカに磨いてあり清潔感溢れる男子トイレ。しかもバリアフリー仕様。繰り返すが、ここは共学だ。もう素晴らしいの一言。
そして見学も終了した。
右側の外窓の辺りが、麹町学園の正面に似ていると思った。明るい感じがして良いと思った。
緑がいっぱい。
訪問を終えて。正門を出ようと夫婦で向かっている時に、(多分)登校してきた女子生徒とすれ違った。その生徒の手には、いろはすのりんご味のペットボトル。暑い日で喉が乾いていたこともあるが、一瞬見た印象が「格好いい」だった。そして、コンビニで全く同じ商品を買ってしまったわけだ(笑)。学校はまだ男子校のイメージというか雰囲気が漂ってそうな感じだったが、少しずつ変わってきているのだろうし、これからも変わるだろう。今後の動向が気になる学校である。また訪問したいと思う。
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